セキセイインコ基礎知識

セキセイインコの特徴 [4] セキセイインコの性別

セキセイインコの性別は、前の記事にも書いたとおりですが、鼻の穴の周りにある「蝋膜」の色で判断します。

オスは蝋膜が水色っぽく、メスは茶色がかります。
ただし、これは親鳥(成鳥)にならないとはっきりしてきません。
つまり、雛の段階でオスメスを区別することはできないわけです。

また、並セキセイと呼ばれる原種の羽色を持つタイプのセキセイインコ(安価)は、上の性別判別方法でOKですが、高級セキセイと呼ばれる人工作出品種(高価)の場合、蝋幕の色がオスもメスも同じような色をしている場合が多いです。
これは色素異常を「変わった色、美しい色」と解釈して、セキセイインコのいち品種として固定してしまったためです。

ちなみに「固定」とは、もともとは突然変異によって生まれた羽色や羽毛の特異な形状であったものを、繁殖を繰り返すことで、その特定の色や羽の形状を呈した個体ばかりが生まれるようになった状態を指します。
高級セキセイインコの品種によっては、理想的なタイプの出生率が低いものもあり、こうした品種は特に高価になります。

さまざまな羽色のセキセイインコ(クリックで拡大)。
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セキセイインコ 高級セキセイ

さて、性別の話に戻りますが、おしゃべりをさせたい(オス)、あるいは繁殖をさせたいと思う場合も、雛の段階では区別がつきませんので、「結果論」とするほかありません。

ただし、手のりにするにしてもおしゃべりを教え込むにしても、雛の頃からあなたの手でエサを与えることで、人間に対する親近感が生まれることによってそうなるので、いちパートナーとしてセキセイインコと付き合うためには、雛から飼うのが原則です。

もっとも、セキセイインコは概して陽気な性質で、成鳥になってから人間が触れるようになっても、次第に馴れて手に乗るようになることもあります。

なお、手のりに育てても巣引き(繁殖)をさせた親鳥は、以後手のりではなくなると言われますが、例外もあります。
繁殖時には特にメスは気性が荒くなり、手を出すと突然噛みついたりする場合があります。

繁殖の仕方はただ飼うよりもずっと難しいので、挑戦するにはいくつかの条件を整えられる環境と心構えが必要になります。
セキセイインコの繁殖の方法については後述します。

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セキセイインコの特徴 [3] セキセイインコのおしゃべり

セキセイインコがおしゃべりをすることは、けっこう知られています。
しかし、セキセイインコが小型インコの中で最もおしゃべり上手だということは、あまり知られていません。

一般に「オウム返し」と言われるように、セキセイインコは、度々耳にする言葉をそっくりに真似ることがあります。

単語にして100語をマスターした個体、単語だけでなく「むかしばなし」のような文章をそらんじる個体もあるそうです。
自宅の住所をしゃべるために、迷子になっても家に帰してもらえた例もあるそうです。

また、鳥の鳴き声をまねたり、繰り返し教えた覚えのない言葉をしゃべる場合もあります。
家族の名前を用いて、「○○のバカ」と教えたところたちどころに憶えてしまい、不和の元となったという悲しい例も報告されています。

このように、セキセイインコはたいへん利口な鳥ですが、メスよりもオスのほうがおしゃべりは得意とされ、またオスでもまったくしゃべらない個体もあります。

だいたい生後4ヶ月から「訓練」を始めるとよいとされます。
最初は1語を根気よく教え、1語を発するようになると、その後の習得は速いと言われます。

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セキセイインコの特徴 [2] セキセイインコのふるさと

セキセイインコのふるさとは、オーストラリアの内陸部、あまり雨の降らない乾燥地帯です。

木々もまばらですが、セキセイインコは群れを作って、涼しくなる朝や夕にエサや水を摂ります。
もちろん夜は活動しません。

セキセイインコのエサは草木の実です。
ですから、雨が降った後はエサが豊富になるため、この時期は特によく繁殖するようです。
基本的にセキセイインコの繁殖期は通年(一年中)とされています。

木にできた穴に巣を作り、ここで子育てをします。

このように、セキセイインコは乾燥に強く、また暖かい気候を好み、木々もまばらな地域でエサを採るためにたいへん頑強な羽根を持っています。

セキセイインコがあなたの友人、または家族の一員として快適に、健康に長生きするためには、こんなセキセイインコのふるさとのことも知っておくほうが良いと思います。

セキセイインコはオスもメスもほとんど同じ体色をしていますが、「蝋膜(ろうまく)」と呼ばれる鼻の穴の周りの色が青っぽいのがオス、茶色っぽいのがメスです。

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セキセイインコの特徴 [1]

セキセイインコはオーストラリア原産の小型のインコ。
オウム目オウム科セキセイインコ属に属する種(Melopsittacus undulatus)で、和名は「背黄青鸚哥」。
英名は「Budgerigar」。

和名の由来は、日本に最初に来たセキセイインコが、背中が黄色と青色だったから、と言われています。
小青インコや本青インコといった他の緑色のインコと区別するために、「背黄青インコ」という名にしたという説もあります。
つまり、最初のセキセイインコは青色ではなく緑色であり、背中には後頭部の黄色も見えることから、「背中が黄色と緑色のインコ」という意味で名づけられたという説もあります。
英名の由来は、オーストラリア原住民族のアボリジニ語にある「美味い物」を意味する言葉が語源と言われています。
セキセイインコは美味いんでしょうか・・・。

セキセイインコの特徴[1]

親鳥の体長は18〜23センチくらい、身体の色は、野生種(原種)は緑色が基本です。
頭は黄色で、後頭部には細い黒色の縞が入ります。
両方の羽根には、黄色い縁取りのある黒い羽毛が「うろこ」状に並びます。
尾羽は青が多いです。

ほかに背中や腹が水色で、羽根の縁取りが白いものがあります。
(写真参照/クリックで拡大)
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セキセイインコ メス

これ以外の色、羽根が全体に白っぽいとか、身体全体が同じ色だったりするセキセイインコはすべてバリエーションで、人工的に作り出された個体です。



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